■ 治療の効果 ■ |
仕事中のちょっとした動作や荷物を持ち上げたとたんに腰や背中に激痛が走って身動きがとれなくなった。ぎっくり腰で整形外科に通い、薬や電気の治療で強い痛みはなくなったけれど、腰の違和感や軽い痛みがなかなか取れない。 こういった人が鍼・灸・マッサージの治療を受けると、激痛のある人でも最初の治療で痛みがなくなったり、仕事ができるぐらいに痛みが軽くなります。慢性的な痛みや腰の違和感がある人は症状がなくなります。病院で椎間板ヘルニアと言われている人も、腰の周りの筋肉をゆるめると痛みがなくなったり、軽くなることが多くみられます。 |
■ 標準的な治療 ■ ※実際の治療は患者さんごとに少しずつ違いますのでご相談下さい。 |
1.治療方法 痛みのある患部を中心に治療します(1時間以内で3000円)。痛みの原因になっている腰の筋肉の緊張している所に鍼をします。マッサージは痛みのために緊張している腰や背中の筋肉をほぐします。 2.治療計画 初回の治療が終わった時点で痛みはなくなるか半分ぐらいになります。痛みが残った場合は翌日にもう一度治療します。2回の治療でだいたいの患者さんは治ります。これで、ぎっくり腰についての治療は終了です。 その後は、再発予防のために患者さんのペースに合わせて治療計画を考えます。 ぎっくり腰になる人は、いつも腰に負担のかかる仕事をしていたり、腰が弱かったりして、また、ぎっくり腰になりやすいようです。ですから腰に疲れをためないような治療が大切になります。予防の仕方は、何週間に一度と定期的に治療して疲れをためないようにする方法や、この前ぎっくり腰になる前と同じくらい腰の疲れを感じるようになったら続けて何回か治療する方法など、患者さんの生活スタイルやご予算に合わせて考えることができます。 ぎっくり腰の治療では、鍼をすることをおすすめしますが、どうしても鍼が苦手なので、マッサージだけでの治療を希望される場合は、もちろんそのようにすることができます。治療前に安心できるまでご相談ください。 |
■ 病院との連携 ■ |
ぎっくり腰では、病院で治療して治りにくければ鍼灸マッサージ治療を受けることもできますし、鍼灸マッサージ治療をして治りにくければ病院で治療してみることもできます。また、病院の治療と鍼灸マッサージを一緒に受けることもできます。 ただ、椎間板に異常がないか気になるという時には、病院で診察してもらうとよいでしょう。たとえ椎間板ヘルニアと言われても、腰の筋肉をゆるめるために鍼灸マッサージ治療を病院の治療とあわせて行うことはできます。 |
■ 関連事項 ■ |
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